第62話 / 全71話

第62話

陛下が龍床に伏してから、七日が過ぎた。

七日目の夜。彼は高熱を出した。身体は炭のように熱く、意識も朦朧としている。うわ言のように私の名前を呼び、小満の名前を呼び、かと思えば前世の記憶まで混ざり始めた。