第3話 / 全17話

第3話

藤宮には、確かに自惚れるだけの理由があった。昔から彼に言い寄る女子は後を絶たなかったが、誰一人として例外なく、容赦なく振られている。

私はどうしても納得できず、たった今振られた女の子の寂しげな背中を見つめながら言った。